2006.10.13 Friday
沖酒協万国津梁の鐘
琉球王国全盛の頃(1458年)、時の王、尚泰久 によって
「万国津梁の鐘」は造られ、首里城正殿の前に掲げました。
その鐘には次のように刻まれています。
琉球国は南海の勝地にして
三韓の秀をあつめ、大明をもって補車となし
日域をもって唇歯となす
この二つの中間にありて湧出する蓬莱の島なり
舟(しゅう)をもって万国の津梁 となし
異産至宝は十方刹に充満す
地霊人物は遠く和夏の仁風をそそぐ……(略)
(訳)
琉球国は南海の恵まれた地にあり、舟を橋がわりにして万国と往来、異国の文化や名産を、
あふれるように集めたおかげで豊かになり、優れた人物もでて国は盛んになっ た…
とあり、「万国津梁」には「琉球國は世界の掛橋で、人々を温かく迎える」
という意味があり、当時、海外交易を盛んに行っていた
琉球王国の充実ぶりを生き生きと描いているとして
古くから親しまれてきました。
沖縄県酒造協同組合の蔵で長期熟成した15年古酒「万国津梁の鐘」
を1992年の首里城復元を記念して生産。
限定生産だったこともあり、
今となっては入手困難で、サンエーオンラインショップでも、
探しに探して、4セット入荷することができました☆
●容量 :1800ml
●アルコール度数 :43度
●年数 :
貯蔵年度:1992年(その時点で15年貯蔵古酒)
それからも時を重ね、さらに熟成されています・・・!!